伝統的な七夕、8月の天空と火星

星空に親しむ“スターウィーク”の満月


明けの明星はいっそう美しく輝き、ペルセウス座流星群が見られる
華やかな天空の8月✨💫

獅子座にある太陽は燦々と輝き、Hot &Dryの印象を持つ「火星」も、本来の強さを発揮する牡羊座に位置しています。


昔から火星は、地球に最も近い惑星として
「生きるために必要なものを獲得する力」「欲求を実現するための活動の方向」
に関与すると見られてきました。

体にため込みがちな熱をくすぶらせずに、健全に解き放つにはどうしたらよいか…

「怒りとの上手な向き合い方」が、満月を通じて顕在化していくようです。

引き続き鍵となるのは、火星が表す「内側に抱えている怒りや失望を浄めること」

日本で6月から始まった「パワーハラスメント防止法」や、
最近とみに耳にするようになった、心理療法プログラム「アンガーマネジメント」

いつの時代も「怒り」の表現は、わかりやすく攻撃性として外へと向かうものと、
自傷行為といった内側へと向かうものがあるわけですが、、、


占星術の観点でみると、内側にため込んだエネルギーが、無自覚に暴走しないように、
感情や気分と関わる「月」の反応力とうまく付き合っていくことが求められるでしょう。


誰もが穏やかに、平和に暮らしたいと願う中で、今ここを強く生きていくためには、
火星が示す「判断力」を駆使して、自らが進むか撤退するか、決意することも必要でした。


しかし、そのことで強いストレスや緊張感を生み出してきたのであれば、
「こうせねばならない」「それができるのだろうか」といった判断のしかたを見直すときなのかもしれません。

歴史を振り返ると、中国の春秋時代のように、勢力争いが何百年も続いた激動の時代、
人生をどう捉えたらよいか、多くの思想が生まれてきました。

その時代の代表的な思想家が、孔子と老子。

「上り坂の時の儒家、下り坂の時の老荘」

この喩えを占星術の観点から伝えるとすれば…

さらなる成功を目指し、人生を切り開こうと積極的に使う時は、孔子の教えのように、
自らを律しながら「仁」を尽くし「礼」を実践して、
乱世を生き抜くリーダーとして、火星のエネルギーの正しく使う。

ということになるでしょうか。


そして、良き人物だと認められて目標を掲げる生き方よりも、

天地自然の中の一部として我が身を解き放つ。
作為的に物事を動かそうとせず、心の目で感じ、自然の流れを信頼し、
あるがままを生きることに目覚める「老子や荘子」が伝えてきた道(タオ)

これは、人生をあきらめたり放棄しているのではなく、

精一杯今できることに心を注ぎ、
上善水の如し(水のように柔軟に流れ)無為自然に生きる。
本来あるべき姿へと、I am(私)を明け渡すことで、エネルギーの正しい方向性を見つけていく。

激動の時代を生きる中での、火星の使い方の違いを示してくれているようです。


今のあなたにとって、孔子の儒教の教えか、老子や荘子のタオの教えのどちらが、
厳しい現世を生き抜くなかで、自分らしいエネルギーの正しい在り方として相通じるでしょう。


どちらも人生という舞台で、様々なシーンに出会った時、
乱世を生きた人々の知恵は、意識的に判断を下す自我「エゴ」を象徴する
火星に、大きなヒントを与えてくれます。

時には占星術の観点で、先人の言葉を読むのも楽しいものですね。

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