アストロマップ上の天体と感受点が表すこと
サンフランシスコでロケーショナル占星術を楽しむ占星術家、宙玲です。ここでは、アストロマップをよみとくための4つの感受点(ASC、DEC、MC、IC)と、惑星ラインの基本的な意味を、シンプルにまとめて紹介しています。
アストロマップと一般的に呼ばれる、アストロローカリティー・マップには、基本的に10天体(太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星)×4つの感受点(ASC、DEC、IC、MC)の合計、40本のラインを見ることができます。
ライン上には、10天体の影響が心理的にも強く現れるとされ、そのラインに目を向けることが、まずはマップに親しむ第一歩めと言えるでしょう。
ポジティブで明るく前向きなエネルギーに繋がり、前向きな気持ちになりやすいのは、太陽ライン、木星ライン、金星ラインが代表的です。
水星ラインは、留学や資格取得、技能の発達に最適です。留学先だと学業に良い姿勢を意識づけるからか、卒業できる、インターン先をみつける等、本来の目的を果たすケースをみることも多いです。
火星、土星をはじめ、天王星や海王星、冥王星のラインは強調されると、扱いが難しいことを見ることも多めですが、それもあなた自身が成長している時期なのだと前向きにとらえてみると、自分自身の気づかなかった癖やパターンといった傾向と向き合うヒントになっていくように思います。
感受点の意味【ASC,DEC,MC,IC】
ここでは、4つのセンシティブポイントの持つ意味をシンプルに短い文章にまとめました。ほしよみを学んでいる方であれば、アングルが天体によって強調されている人物像や、起こってきやすい事象をイメージするとつかみやすいでしょう。
惑星ラインに見られる基本的な意味
次に、アストロロジーで扱う10天体と小惑星キロンにおいて、一般的な解釈をまとめています。
ラインをみるときに気をつけること
私がアメリカでのマッピングクラスで学んだとき、長年検証されている占星術家は、惑星のラインにおいて、太陽や木星、金星は良い影響を与える天体だからと過信しすぎないことを話す人も多くみられました。
木星だからすごく良いと単純に判断しないで、誕生出生図のもともとの傾向や、タイミングも必要になるということですね
はい、体内時計のような内面の変化を表すプログレッションや、現在の天体の動きであるトランジットの影響も外せないですね。ホロスコープリーディングと同様に、注意深くみていく必要があるように思います
アストロマップのしくみをシンプルに知りたい方に向けた記事です
アストロカートグラフィー(A*C*G*)CONTINUUM 認定占星術家、澤 宙玲