浄化のプロセスをうながす、9月の月蝕、魚座満月

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    山羊座冥王星時代も、今世紀あと2ヶ月。いま何をすべき

    いよいよ今世紀の山羊座での冥王星運行も、残るわずかとなりましたね。

    もし、あなたが所属している会社、組織、地域、家系などで、やり残したままのことや、所属への問題を抱えている気持ちがあるなら、この時期は整理していくのに良い機会になるでしょう。今月は月蝕があり、月のサイクルは滞ってしまっていた感情の詰まりを流していく助けになります。

    この投稿では、新月や満月に向かっての過ごし方のヒントや、サビアンシンボルの意味、日本とアメリカ西海岸の星の運行表ダウンロードなどをご覧いただけます。

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    Miray

    9月18日に起こる月蝕に向けて、うちなる浄化と癒しをより意識づけましょう。3月10日に起こった、魚座新月での誓いがサイクルとして現れてきます。心に目覚めていたピュアな種が動き出しますよ

    9月の天体の主な動き

    2日 牡牛座で天王星が逆行
    逆行中の冥王星が山羊座へ
    5日   火星が蟹座へ
    9日 水星が乙女座へ
    18日 魚座で月蝕
    22日 太陽が天秤座へ
    23日 金星が蠍座へ
    26日 水星が天秤座へ

    今月は逆行中の天体が増える中で、水星が本来の場所である乙女座、そして風の星座である天秤座へと移動します。冥王星、天王星は逆行しながら、18日の魚座月蝕で太陽と「地のグランドトリン」を作ります。

    早見表ダウンロード

    日本標準時版(JST)と太平洋夏時間版(PDT)をダウンロードしていただけます。
    星の動きの早見表の後に、今月はどのように生かしたら良いか、掲載しています。
    仕事、人間関係、自分自身との向き合い方など、星の動きから日々の整え方に活用ください。

    日本標準時(JST):日本版

    太平洋夏時間時(PDT):アメリカ西海岸版

    Thanks for creating the data ♡Yurika

    毎日の生活習慣の見直しに働きかける、乙女座新月

    3日に起こる乙女座の新月では、先月に引き続き土星が強調されます。魚座にある土星は、地球から見たとき、この新月の対極にあります。

    乙女座の新月に、魚座の土星が関わることで、心に課してきた重荷から解放されるために、どのように自分の体と向き合い、日々過ごしているのか、まずはシンプルに生活習慣の見直しとして問題が浮上しやすくなります。

    太陽が乙女座にあると、健康管理がテーマになりやすく、さらに土星が新月に関わると、不必要なものを減らして、規律正しい生活にしていくよう働きかけます。暑いからといって冷たい飲み物を摂り過ぎて、体の水分調整が必要になっているとか、サプリメント系を摂りすぎたので減らす必要があるなど、必要なものとそうでないものを見極めていく必要も出てきます。

    また、双子座にある木星は、習慣化づけることに感情的な守りを過剰にしていないか、緩めすぎていないか?と問いかけていきそうです。わかりやすく言えば、毎日頑張っている自分へのご褒美だとスイーツをほおばることや、カフェになんとなく立ち寄って甘いドリンクやフラペチーノなどを買ってしまうこと、口寂しいからと、バッグの中や手が届くところに常備してスナックやお菓子を食べてしまう……「まあ、いいか」と過ごしてきたことにツケがまわってくるみたいな状況になりやすいでしょう。

    もしくは双子座の風の星座らしい影響として、慣れ親しんできた特定のブロガーさんなどの投稿に反応し過ぎて、気づけば自分で考えることをしていなかった。などの情報過多も、例として挙げられます。

    新月のサビアンシンボルは
    乙女座12度 “A bride with her veil snatched away”
    「べールを奪われた花嫁」
    いわゆる隠されたものがベールの向こうにあり、それがなんであるのか、奪われること(ベールをはずすこと)で中にあるものが明らかになります。

    サビアンシンボルは、マークエドモンドジョーンズやディーンルディアが関わってきた神智学の流れがあります。
    そのため、ベールを奪われた花嫁という印象から、マダムブラバッキーの著書「Isis unveiled」が浮かんでくる方も多いかもしれません。神秘を解明していく印象、それを乙女座の性質を通して行うわけです。

    乙女座は、地のサインなので「ひらめき」「何となく」といった印象は受け取りづらく、ベールをはずすと中身が見えてくるように「解明できる」「自己管理できる」ものでないと、腑に落ちていかないでしょう。

    花嫁のベールは「白」であり純粋で無垢な印象があるもの。この新月では自分の中にある雑音となっているものを取り除いて、真実を見ていく強さを自分の中にも育てていこうとします。

    3月の魚座新月を思い出させる、月蝕

    18日の月蝕は、魚座の満月となり、月は海王星と合を形成します。

    この月蝕の面白いところは、逆行中の山羊座冥王星と、牡牛座天王星が、乙女座太陽と「地」で共鳴しあって、グランドトリンを形成することでしょう。
    そこに魚座満月となる、月と海王星の合が関与するわけです。

    過去を振り返ることで、多くのヒントが得られ、浄化のプロセスに洞察を与えていきます。

    山羊座に冥王星が移動していた、2008年末からの自分自身の社会との関係性はどう変化していったか。自分史をたどりながら、年を追っていくことは整理する助けになるでしょう。特に柔軟星座27度近辺に、太陽や月を誕生出生図や進行図で持つ人は、9月の月食の影響を受けやすくなります。

    満月のサビアンシンボルは、
    魚座座26度 “A new moon that divides its influences”
    「影響を分ける新月」

    魚座26度から牡羊座0度までの、356~360度までの領域は、魂の浄化や解放がテーマとなります。
    魚座の性質が示す、終焉を綺麗にしていくための「赦し」が最高潮となり、人として生きてきた欲望やこだわりを溶かしていく段階です。

    「人生の甘美さ」「人生の不合理さ」など、生きることで様々な矛盾を感じつつも、生まれてきたものは死を迎え、再誕生していくのが「自然の摂理」であることを、身をもって気づかせてくれます。

    この魚座の最後の領域に「新月、豊穣の月、満月」といった月のサイクルのサビアンシンボルから見えてくるものは、人生を走馬灯のように振り返った時に見えてくる、臨死体験をした人が語る映像に似ているかもしれません。

    もし私たちが無自覚な意識のままで「どうせ私の人生は思うように行かないだろう」など根本の部分に、うまく行かないための理由がプログラミングされたままなら、その通りに映し出されてしまうでしょう。

    たとえ、目の前に問題が山積みのように見えたとしても「私は豊かで計り知れない能力を持っている。その実りのプロセスを今体験している」と根本から信頼することができているなら、それはそのまま現れてくるという、宇宙の法則を示しているサイクルです。

    この魚座の終わりで月食が起こり、それが水瓶座冥王星時代に入る直前であるというのは意味深いと、宙玲は思っています。いわば「まいた種からどんなものが育ってきたんだろう」山羊座冥王星時代の約16年間を振り返りながら「あなたの畑で実ったものを確認して、きたる水瓶座までの期間に新しい品種を植えるために、土壌を改良していってね」と宇宙が与えてくれた、一つのチャンスだと思えるわけです。

    この月蝕のキーワードは「水、いわゆる感情の浄化」です。
    綺麗な水として「愛」「謙遜」「赦し」という感覚に触れて、心の詰まりをなくしていきましょう。

    この時の太陽のサビアンシンボルは、
    乙女座26度 “Boy with a censer”
    「香炉を持つ少年」

    これは儀式、形式を活用することで、プロセスが進むことを教えてくれています。
    乙女座の26度以降は、自分で苦労して努力することも実りにはなるけれど、知らないことは先駆者から教えてもらうと、効率が良いことに気づいていく段階です。乙女座の知性に天秤座が示す「風、情報」が入ってくることで、近道を選択することができるでしょう。香炉を持っている少年は真摯な姿勢で、成長のための通過点を体験しているのです。

    米国カリフォルニア州・シャスタでのリトリート

    ASTRORATIO USAでは2024年9月14日〜18日の月蝕に向けてのタイミングに、アメリカ・カリフォルニア州のマウントシャスタでリトリートを開催します。

    マウントシャスタは、クリスタルガイザーの源泉として水が美しい場所で、世界中から人々が訪れるアメリカのパワースポットの一つでもあり、標高2400mのパンサーメドウズやメディスンレイク、透明度の高いキャッスルレイクや、たどり着ける人が限られると言われるハートレイク、プルートケイブと呼ばれる16万年前の洞窟など、見どころがたくさんあります。

    私、宙玲の個人的主観ではありますが、クリスタルの波動ととても共鳴するところだと感じています。
    この動画はリトリート1ヶ月前に、今年の下見にと2024年8月に出向いたときものです。

    太陽と海王星が魚座で合となる、豊かで美しい神秘的なエナジーが満ちる、魚座満月のセレブレーションを、
    サンディエゴ在住の素敵な友人、サンディエゴ在住のカイロプラクターであり、人生の覚醒、量子エナジーヒーラー上木原千絵さんとご一緒に、メディテーションとクリスタルボウルの音色とともにお届けできればと思っています。

    パンサーメドウズ、ハートレイク、プルートケイブ、魚座月蝕の瞑想、ヘリオセントリックチャートでの星のワーク、Crystal tonesでのワークショップなど、あらためてインスタグラムやWEBサイトでお届けしていきますね。

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。

    スタディクラスのお知らせ

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    Miray
    色と旅で遊ぶ占星術家。米国SF在住。オーラソーマの講師を経て、Kepler Collegeで占星術を学びなおす。Astroratio USAのはじまりは、ホロスコープリーディングのコツや色彩心理、アストロマップを取り入れたテキストを、卒業生から「生涯の宝物」といわれたことがきっかけ。15カ国アメリカ24州の旅とサロン運営には、アストロマップ歴20年以上のエッセンスがつまっている。

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