Masami

アストロロジャー

「ヨガ&占星術」しなやかな心と身体をつくるMasami流ライフスタイル

大阪・北摂エリアを拠点に、星の巡りとともに日々を大切に生きるMasamiさんは、ヨガと占星術を通じて心と身体の調和を育まれてきました。

ハワイ、セドナ、マウントシャスタといった聖地でヨガを行いながら培った芯の強さは、身体を通して宇宙とのつながりを思い出させてくれるようです。

その言葉にはやさしい説得力があり、押しつけではなく寄り添う姿勢で、自分らしく整うヒントを届けてくれるでしょう。日々の暮らしにそっと寄り添う、静かな導き手のような存在をご紹介します。

プロフィール

Masamiさんへのインタビュー

セドナリトリート、ベルロックへのハイキング

──印象に残っている講義や講師の言葉があれば教えてください

「占星術は一生の宝物になる」――この言葉は、今も私の中で大切に響いています。

学び始めた頃は、自分でも気づかない心のクセや思い込みに向き合うことが多くて。
たとえば、「ちゃんとしなきゃ」とか「努力を止めてはいけない」といった、“〜すべき”が自分を縛っていたことに気づきました。

占星術を通して少しずつ視野が広がり、自分自身や人との関わりをやわらかく見られるようになってきて、子育てや日々のコミュニケーションにも自然に活かせるようになってきたんです。

年齢を重ねるごとに、「あ、こういう自分もあっていいんだな」と思える場面が増え、自分の在り方がゆるやかに整ってきている気がします。

最近は恒星占星術にも出会い、自分の奥深くに眠っていた「本当の望み」や「こうありたい」という気持ちに、あかりが灯るような感覚もありました。

今では、占星術はただの知識ではなく、人生を通してずっと寄り添ってくれる、“私だけの宝物”のような存在だと思っています。

セドナのレストランで仲間と一緒に!

──「学びを通じて、一番自信がついた部分はどこですか?」

いちばんは、「人との関わり方が少しずつ変わってきたこと」だと思います。

もともと、自分の気持ちを素直に言葉にするのがあまり得意ではなくて、つい遠慮してしまうことが多かったんです。そのせいで、本当はこう思っていたのに…と、後でひとりで悩んでしまうこともよくありました。

でも、ホロスコープを学びながら「その人が大切にしている価値観」や「伝わりやすい言葉のトーン」が見えてくると、自然と向き合い方も変わっていって、関係性がふわっとやわらかくなったように感じるんです。

また、アストロラシオの海外リトリートに参加した経験も、私にとって大きな転機になりました。
日本ではどうしても、土星の影響を強く感じて、慎重になりすぎたり、真面目に頑張りすぎてしまうところがあるのですが、アメリカ西海岸ではその感覚がすーっとほどけて、心も身体ものびやかに軽くなるのを感じたんです。

アストロマップで見ても、創造性が育まれやすいエリア。

「旅って、私の本来の感性を思い出させてくれるんだな」そう気づけたことで、自分を信じる気持ちも、少しずつ育っていったように思います。

マウントシャスタのバニーフラットにて

──「今後、どのような活動をしていきたいと考えていますか?」 

これからは、自分の言葉で、ヨガや占星術を通して感じてきたことを、もっと素直に発信していきたいと思っています。

たとえば、私自身の体験からお話しすると、アストロマップでインドには木星や海王星のラインが通っていて―その影響か、アーユルヴェーダの思想に触れると、とても前向きな気持ちになれるんです。

セドナリトリートでのモーニングヨガを担当。赤茶色の大地、岩肌が朝日に映えます。

日々の生活のなかで、食事や呼吸、休息のとり方など、少しずつアーユルヴェーダを取り入れていくことで、心と身体が自然に整っていくのを感じています。「こうしなければ」ではなく「今の自分に合う方法を知ってあげる」ことの大切さを、体感を通して学んできた気がします。

だからこそ、発信する内容も、決して特別なものではなくていい。

ごく普通の毎日のなかでふと心に残るような、そんな“等身大の気づき”を伝えていけたらと願っています。

読む方にとって、「あ、こんな考え方もあるんだな」とか、「ちょっとやってみようかな」と思えるきっかけになれば、それがいちばんうれしいです。

心や身体がゆっくりと整っていく過程を、そっと照らすような、あたたかな光になれたら。
そんな想いを大切にしながら、これからも活動を続けていきたいと思っています。

米国ラスベガスでのジャイロトニックトレーニング

──「他の占星術師と比べて、あなたの鑑定ならではの魅力や違いは何ですか?」

「ヨガと占星術」この両方を通して、心と身体の両面から整えていくことが、それが私がお届けできるサポートです。

以前、占星術家の松村潔先生に鑑定をしていただいたとき、「ヨガの先生には、太陽や月が地の星座にある人が多いんですよ」と言われたことが印象に残っています。まさに私も、ホロスコープでは地のサインが目立ち、カラダの声を聞きながら「足元を固める」ような力が強いタイプなんです。

だからこそ、夢や理想を実現していきたいときには、星からのメッセージに耳を傾けるだけでなく、「自分の身体がしっかり整っているかどうか」を大切にしたいと感じています。

身体が整うと、不思議と心も自然にほどけて、前向きになれる。

その人本来のリズムを取り戻して、少しずつでも進んでいけるように――
そんなふうに、やさしく背中を押せる存在でありたいと思っています。

セドナ・子宮の洞窟にて

── 「あなたの鑑定、セッション、クラスを受けた人に、どんな未来を手にしてほしいですか?」

私は、どんな人の中にも「その人だけの原石」があると思っています。

それは、誰かに認められたときに突然輝くものではなくて、
「これ、やってみたいな」「なんだか心が動くな」――そんな素直な気持ちの中に、すでに小さな光が宿っているようなもの。

たとえば、子育てや仕事に追われて「自分のことを考える時間なんてなかった」とおっしゃる方が、セッションの中でふと「昔、こんなことが好きだったんです」と思い出されたり。
ヨガのクラスで呼吸に意識を向けるうちに、「あ、自分って今、がんばりすぎてたな」と涙される方もいらっしゃいます。

そうやって、自分の中に眠っていた「光」に気づく瞬間って、とても尊いと思うんです。
占星術は、その光をそっと照らし出してくれるツール。
私はその過程に寄り添いながら、小さな一歩を一緒に踏み出すお手伝いができたら、それが何より嬉しいです。

ご縁をいただいた方が、それぞれのペースで、安心して「自分らしさ」に戻っていけるように。
その小さな種まきを、これからも大切にしていきたいと思っています。

ヨガクラスの皆さんと

インタビューが終わって

Masamiさんとお話ししていると、言葉の一つひとつに、日々を丁寧に積み重ねてきた人の「静かな強さ」や「手応え」が感じられます。

日本やアメリカのリトリートでは、インストラクターとしても活躍され、穏やかに導きながら、星の知恵と身体感覚を結びつけるような、心に残る時間を届けてくれました。

また、日常ではお子さんと一緒にヨガを楽しめるような工夫もされていて、暮らしの中に無理なく「整える時間」を取り入れるヒントを、そっと分けてくれる方でもあります。

教え方はわかりやすく、押しつけがましさのない自然な語り口に、信頼を寄せる方も多いことでしょう。
彼女の発信は、インスタグラムからも垣間見ることができます。四季や星のめぐりと共に歩む、その姿にきっと心がほどけるはずですよ。

ASTRORATIO USA

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