惑星は順行に。4月の終わりまで存分に動こう
2023年2月の天体の動きと、意識するとよいことをまとめています。太陽系のおもな天体が順行のいま、じっとしていてはもったいないですよ
大まかな天体の動きをつかんで、計画を立てる
ASTRORATIOの色彩&占星術クラスでお伝えしている、12サインや惑星を色別で分けて作成しています。ヴィジュアル的にもお楽しみ下さい。
トランジット天体のイングレス、逆行と順行、新月と満月
天体の星座移動(イングレス)レトログレート(逆行)ステーション(留)ニュームーン(新月)フルムーン(満月)を載せています。
今月の星の動き、まとめ
総合的な流れ
1月23日に天王星の逆行が終わり、全天体が順行状態に入りました。
通常、2~3個の天体が逆行を起こしていますので、このような時期はレアケースと言えます。
この配置の元では物事がスムーズに運びやすく、強く意図したことが現実化に向かって進んでいきます。
すべての天体が前を向いて進んでいる今、私たちが後ろを向いていてはもったいないですよね!
天体の力を借りて、予定していたことや、やりたかったことにどんどん着手していきましょう!
6日には獅子座の満月を迎えます。
サビアンシンボルは「ベストを着ていない聖歌隊」。
ベストを着ていないということは、この聖歌隊はボランティアで人々のために歌声を響かせていることを象徴しています。
義務的な仕事ではなく、歌うことの楽しさや、歌うことで人々の役に立つことの喜びを感じています。
このタイミングではそんな風に、利害関係なく、そして自分に無理のない範囲で、「誰かのために何かをする」という行動を取られてみるのはいかがでしょうか?
そしてご自分が与えるだけでなく、人の善意も素直に受け取ってみてください。
そこに心の交流が生まれるでしょう。
その半月後、20日には魚座の新月が起こります。
この新月のサビアンシンボルは「ハンターから隠れているリス」
自分のテリトリーや大事にしているものを守っていく様子が浮かんできます。
繊細さや、細かいところへ気を行き届かせることも大切になってきそうです。
この新月のすぐ近くに土星がいることから、責任感を持つことや、面倒くさがらずに確認しながらセオリーに沿ってやっていくことが、よい結果に結びついていくでしょう。
水瓶座を進む太陽は16日に土星に追いつきます。
この時、射手座の月と調和的な関係にあり、何かについて深く思想するのに向いています。
かつ、金星も夢見る海王星と魚座で重なり、イマジネーションが広がっていきます。
自分自身に対するポジティブなイメージングをしたり、未来のビジョンを描く時間をぜひ取ってみてください。
そしてそのイメージを実現する現実的なプランを立てましょう!
コミュニケーションを表す水星の動き
逆行から解き放たれた水星は伸び伸びと山羊座を進んでいき、10日から11日にかけて冥王星と合流します。
この時、同時に天秤座の月と緊張状態になります。
不用意な発言、また相手の気持ちや立場を理解していないととられるような言葉に注意しましょう。
自分で思っているよりも、言葉の影響力が強まっています。
自分の意図とは違う風に取られてしまうこともあるので、表現や言葉運びにいつもより慎重になっておけば、余計なトラブルを回避できます。
約束や契約に関することも見直しや確認を徹底してください。
12日には水星は水瓶座に入り、何か新しいことへの興味が湧いてきやすくなります。
インターネットの世界での広がりも期待できますので、SNSなどをこまめにチェックすると、おもしろい情報に辿り着けるかもしれません。
1年の逆行のタイミングを大まかに知りたい…方は下記に一覧表を出しています。