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カリフォルニアの聖なる「シャスタ山」

シャスタ・リトリートに興味を持ってくださって、ありがとうございます。

リトリートの案内人、アストロラシオ主催サンフランシスコ在住のミレイです。

ここでは、カリフォルニア州のパワースポットとして知られているマウントシャスタの魅力、見どころをお伝えしています。

まずカリフォルニアと聞くと、リラックスしたビーチカルチャーや、西海岸風ヴィンテージ、青い空に心躍るエンターテインメント…こんなイメージが浮かんでくる方も、多いのではないでしょうか。

加えてヨセミテ国立公園のような1億年以上の年月が作り上げた地層の造形美、透明度の高いターコイズブルーの湖も、アウトドア派にはたまらないカリフォルニアの大きな魅力と言えるでしょう。

シャスタの行き方、アクセス

自然に恵まれたカリフォルニアの中で、シャスタの場所はサンフランシスコから5時間ほど、車で北上したところにあります。
最寄りの空港は、下記のとおりです。
カリフォルニア州レディング・リージョナル空港(シャスタタウンまで1時間15分ほど)
オレゴン州ローグバレー・インターナショナル・メドフォード空港(シャスタタウンまで1時間半ほど)

アメリカでの車の運転に慣れているなら、Uberも見つからないため、サンフランシスコ空港やサンノゼ空港から車を借りて、80号線〜505号線〜5号線を北上していくこともおすすめです。

日本からだと、ユナイテッド航空でサンフランシスコ経由やロサンゼルス経由で国際線〜国内線を取ることができます。

航空運賃やサーチャージが高い現在、注目されている取り方としては、アメリカでは西海岸とハワイに運行しているJALのLCCであるZip AIRが安いので注目されています。(2024年春の調べでは、片道6万ほど)

ただ帰国便はサンフランシスコ経由だと成田に夜到着するため、乗り継ぎ便を使う方はサンノゼ経由の方がスムーズでしょう。

セドナとはまた違う、シャスタの魅力

中心となるマウントシャスタは、カスケード山脈に連なる標高4,320メートルを超える火山。

印象的な2つの頂は、「シャスタ」「シャスティーナ」と呼ばれています。

この頂は「陽と陰」に喩えられ、年中みられる雪景色やレンズ雲との風景は、息をのむような地球の神秘、調和のとれた美しさを感じさせてくれます。

ふもとの草原にはワイルドフラワーが広がり、静かな湖畔も多く、冬はウィンタースポーツも盛んで、地元民からも親しまれています。

連なる山は、周辺の街から見る角度によって姿も変わり、朝夕といろんな表情を見せてくれるのも魅力的。

アメリカのパワースポットとして世界中から訪れるようになった、セドナとは異なる印象、魅力があります。

私の印象にはなりますが、セドナは訪れるたびにレストランやホテルだけでなく、クリスタルや天然石を扱うショップや、アート空間が増えて華やかな印象が大きいです。

エンチャントメントリゾートなどの古くからあるホテルに加えて、ローベルジュ・ドゥセドナなど高級なホテルもあって、ツアー会社もたくさんあって充実していますが、

シャスタはもっと素朴で、超高級ホテルもなく、セドナほどスピリチュアル系のショップが多くはありません。

ハイキングを楽しんだり湖で遊んだり、サンライズやサンセットを眺めたり、綺麗な月明かりで瞑想したり…といったことが、シャスタらしい味わいかた。

子供のようなピュアな気持ちで、アウトドアをぜひ楽しみ、美味しい空気と水を味わいましょう。

シャスタのキャッスルレイクにて撮影

秋のキャッスルレイク撮影_2023

太陽の光がただまぶしいだけでなく、光の質が明らかに違う…

こんな印象を持つ方も多くて、何気なくとった画像でもこんなふうに撮れてしまうのが、シャスタの魔法みたい

赤い大地にパワーがみなぎるセドナのような華やかさはないけれど、多彩な光や清らかな水に癒される、素朴な時間が楽しめるでしょう。

清らかな水があふれる、クリスタルガイザーの源泉

シャスタの名前が世界へと知られるようになったのは、天然水「クリスタルガイザー」の水源であることでしょう。

山の北側にある街、WEEDには湧き水を直接ボトリングするプラントがあり、公式のウェブサイトでは下記のように説明されています。

東京都の約4倍の広さにあたる8,498km2の広大な国立森林保護区には、無数の湖、川、そして滝があります。火のパワースポットといわれるセドナに対し、シャスタは水のパワースポットとして並び称されているのです。

シャスタに降り注がれた雨や雪は幾重もの岩床を通り、じっくりと自然濾過されていきます。
年間をとおして自然状態でも10℃以下の冷たさを保つシャスタの恵みの水は、その場でボトリングされ、世界中に送り出されています。

マウントシャスタには5億年の歴史があり、山の氷河や溶岩石へと水は浸み込んで、ゆっくりと濾過されていくため、とても清らかです。

水筒を持って行きましょう。地元の人もたくさん水を汲みにきています。撮影2024年8月25日

地元の人や旅行者も、サクラメント・リバーヘッドウォーターでピュアな湧き水をくむことが出来ます。

ネイティブアメリカンの聖地、世界7聖山

世界には聖なる山が、7つあると言われることがあります。

もちろん、どの山を入れるかはそれぞれですが、ヒマラヤ山脈のエベレスト、アフリカ大陸のキリマンジャロ、南アメリカペルーのマチュピチュ、シナイ半島のシナイ山、北米アリゾナ州のセドナ、日本の富士山、ここにシャスタを加えた7つを七聖山と呼ぶ人も多いようです。


地球のルートとの繋がりが強い場所だとも言われ、日本人にとっては富士山と姿が似ているマウントシャスタには、より神聖さを感じるのかもしれません。

シャスタ族、カルク族、ウィンツ族といったアメリカ原住民の人々が古来より住み、「Uytaahkoo/ウィタッコー」白い山、精霊の棲む聖なる山として崇めてきました。

「山に祈りは捧げても登ってはならない、グレートスピリットが降りてくる場所だから」

古くからの言い伝えを守り、山は信仰するものとして登山はせず、とくに樹木がなくなるその先に進むことは決してないそう。

この山で起こる神秘的な現象は「シャスタマジック」と呼ばれ、宇宙船のような雲、踏み入れてはいけない聖域など、神秘に魅了された人々が世界中から集まってきました。

シャスタのレンズ雲
伝説のレムリア大陸で生き残った人々が、シャスタに移り住んでいて、山の地底には、地下都市「テロス」が存在していると書かれている著書が数多くあったり、

宇宙船が、山の頂の斜面から出入りしている…とか、

山のいただきで、人が突然いなくなったり…など

メディアでも「シャスタ・ミステリー」は頻繁に取り上げています。

シャスタに行ったら押さえたい8つのパワースポット

シャスタに行ったら、ここは訪れたいと選んだ場所を画像と一緒に紹介していきます。(随時更新)

パンサーメドーズ(黒豹の草原)とバーニーフラット|Panther Meadows&Bunny Flat

シャスタ山の中腹にあり、ネイティブアメリカンの聖地として守られ続いた場所です。今でも夏には山開きの儀式をネイティブアメリカンの人々が行い、シャスタの中でも最も神聖な場所として知られています。
記事はこちらから

キャッスルレイクとハートレイク|Castle Lake〜Heart Lake

透明度の高い美しい湖と、ハートの形をしたたどり着ける人が限られていると伝承されてきた湖です。
記事はこちらから

サクラメント・リバーヘッドウォーター|Sacramento River Headwaters

サクラメントリバーの源泉。ここからサンフランシスコベイに流れます。2024年8月26日撮影

サクラメントリバーの源流となり、ここから大きな川の流れが生まれ、サンフランシスコまで続いていきます。この水の元はクリスタルガイザーと同じシャスタ山の雪解け水が長い年月で濾過されたもので、汲んで持ち帰ることができます。

プルートケイブ|Pluto Cave 

19万年前に起こったシャスタ山の噴火によって溶岩が固まり出来た洞窟。ネイティブアメリカンが、儀式や出産を行なってきた闇と光が交差する場所。ここには異次元への扉があるなど、スピリチュアルな噂が絶えないところです。

レイクシスキュー|Lake Siskiyou

晴天で湖の透明度が際立ちました。2024年8月26日撮影

眺めがキレイということで、写真スポットのレイクシスキュー。人工湖となり、他の湖に比べて水温も程よいので、地元の人たちに人気の場所です。特にケーブル・ビーチ・パーキング&トレイルヘッドは駐車場も大きくて美しい写真が撮れるビューポイントです。

メディスンレイク|Medicine Lake

波の音に癒されます。標高が高いのでシャスタ市内よりは寒いです。2024年9月17日撮影

名前の通り、薬のように体を癒す湖として知られています。ネイティブアメリカンの人々の心と体を癒す湖として大切に守られてきました。標高2000m以上の場所で、マクラウドからも1時間以上かかりますが「癒やされた」「浄化された」という声が多い人気の場所です。

バーニーフォールズ|Burney Falls 

記事はこちらから

その他おすすめの場所

・シャスタタウンのヒーリングショップ。記事はこちらから

・マクラウドフォールズ/アッパー・ミドル・ロウアー
・ダンスミュアのヘッジ・クリーク・フォールズ
・サンダイアル・ブリッジ(レディング空港近く)

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