妖精が住むと囁かれる、光あふれる湖
シャスタタウンから25分ほど車で走ったところにある、キャッスルレイクやハートレイクはローカルの人々からも愛されている、自然なままが美しい場所です。
キャッスルレイクとハートレイクの行き方
天候が良く、プランを立てやすい状況にあるなら、レイクシスキュー、キャッスルレイク、ハートレイクの流れだと、効率的にまわることができるでしょう。
キャッスルレイクは駐車場からも近いので、ここに車を停めたら、まずはこの雄大で透明感あふれる景色を楽しみましょう。
パドルボートやカヌーなどのマリンスポーツを楽しむ人たちに人気がある場所です。
北カリフォルニアの海は風も強くて泳ぎづらいので、透明度の高い湖での遊びを好むファミリーも多いのです。
野鴨がいて、ほとりでお弁当を食べていると、ものすごい勢いでやってきます。
いやあ、まったく怖がることなく、食べ物をせがんできます(汗)
透明感あふれるキャッスルレイクの静けさを楽しんだら、ここからハートレイクへのハイキングが始まります。
道案内の印が少ないからか、もしくはなぜか迷ってしまうのか、呼ばれた人しかたどり着けないと囁かれてきた「ハートレイク」キャッスルレイクから歩いて1時間弱ほどの場所にあります。
小川を超えてしばらく進むと、開放感のある小ぶりの広場に出ます。ここで右側へと進んでいくことになります。
しばらくは、右側にキャッスルレイクを眺めながら、山を登っていきます。
歩いている人々の痕跡があるので、確認しながら進んでいきましょう。
途中で、休憩するのに最適なポイントがあります。
キャッスルレイクをみおろす絶景の場所。心地いい風を楽しんでいると時間が経つのも忘れてしまいます。リトリートで訪れた日は、少し曇り日だったので、熱中症にならずに快適にハイキングを楽しめました。
岩が多い道なので、怪我をしないように底がしっかりしているスニーカーや登山靴をおすすめします。
私が訪れたとき、80歳を超えるおばあちゃまが杖をつきながらも、しっかりした足取りでハートレイクへと向かい、湖で泳いでいらしたことが印象的でした。
こんな道が続くので、日差しが強いと炎天下の中で進むことになります。山開きあとの夏から秋にかけてのシャスタは暑いので、水分補給も忘れずに、帽子やサングラスなど日焼け対策も忘れないようにしましょう。また雨が降ると、ハートレイクでは雨宿りする場所がないので、天候をチェックするのもお忘れなく……
ハートレイクに到着です。
岩場の中に、樹木が集まったところを抜けると、こじんまりとした湖が見えてきます。
素朴な湖で、ハートの形のくぼみにある岩は人気の場所。
泳ぐまでしなくても、スニーカーを脱いで足をつけてみることをおすすめします。
疲れがすうっと流れていって、体の中から綺麗に清められていくことを感じられますよ。
ここでとった画像は、何も加工していないのに、光がたくさん入り込んだ神秘的なものばかり。
精霊や妖精の存在が信じられてきたというのもうなずけます。
瞑想を楽しんだり、湖に足をつけたり、音楽を奏でたり、みなさんそれぞれの時間の過ごし方を楽しんでいます。
頑張りすぎていた人が、肩の力を抜いて
“あなたはあなた。あるがままでいいんだよ…”
そんな優しい波動へと、自然に繋いでくれるハートレイク。
ご縁ある方々と一緒に、また来る日が楽しみです